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 発芽玄米

発芽玄米と玄米の違い

収穫されたお米は食べやすいように加工されます。その加工の仕方の違いで、お米の呼び方が変わってきます。発芽玄米と玄米、どちらも聞いたことがあるけどイマイチ違いが分からない・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?簡単に説明すると発芽玄米は玄米を水に漬け、わずかに発芽させたお米のことを言います。それだけで何か違いがあるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、発芽玄米は玄米以上にメリットがあるのです。今回は発芽玄米と玄米の違いを説明しつつ、発芽玄米のメリットをご紹介していきます。

・発芽玄米と玄米の形状や食感の違い
白米は胚芽やぬかの部分を取り除いていますが、玄米はもみがらの部分だけを取り除いたものを言います。ですので、白米と比べると、茶色ががっています。発芽玄米は、玄米を水に浸水し、発芽させたお米のことを言います。こちらも白米と比べると茶色がかっていて、よく見ると発芽しています。そして食感ですが、玄米は白米に比べると硬さがあります。パサパサして硬いので、玄米は苦手・・という方もいるかもしれませんね。しかし、発芽玄米は発芽している部分があるおかげで、硬さが減り、やわらかくもちもちとした食感があります。

・発芽玄米と玄米の栄養素の違い
発芽玄米は玄米に比べてやわらかく、食べやすい以外にも栄養価が高いというメリットがあります。では発芽玄米にどのような栄養素が豊富に含まれているのでしょうか?まず、発芽玄米は玄米や白米に比べてギャバが多く含まれています。ギャバはストレスの軽減や血圧を下げる作用がある栄養素です。血圧が高めの方が、摂ると血圧の降下作用がありますが、血圧が正常の方が摂っても血圧が下がり過ぎることはないのでご安心ください。ストレスも改善しつつ、高血圧の改善もできるので一石二鳥です。他には食物繊維も少しではありますが、玄米に比べて発芽玄米の方が豊富に含まれています。食物繊維は便秘解消やダイエットに効果があります。また、カルシウムも玄米に比べて発芽玄米の方が多く含まれています。塩分を多く取り過ぎるとカルシウムが、体外に排出されてしまい、カルシウム不足が起こります。血圧が高めな方は塩分を摂り過ぎな方が多いので、高血圧の方はぜひ積極的に摂っていただきたいですね。カルシウムは成長期のお子さんにとっては身体を成長させるのに重要な栄養素ですし、高齢の方であれば、骨粗鬆症のリスクを低減させることができます。玄米とほとんど栄養価に変わりは無いですが、高血圧予防に重要なマグネシウム、カリウムも白米に比べると、豊富に含まれています。発芽玄米は玄米特有の硬さやパサパサ感が無く、白米のようなもちもちとした食感があります。それでいて、白米や玄米よりも栄養価が高いんです。

 

まとめ

今回は発芽玄米と玄米の違いについてご説明していきました。白米は胚芽やぬかの部分を取り除いていますが、玄米はもみがらの部分だけを取り除いたものを言います。発芽玄米は、玄米を水に浸水し、発芽させたお米のことを言います。食感ですが、発芽玄米はやわらかくてもちもちしているのに対して、玄米は硬くてパサパサしています。発芽玄米と玄米は見た目や食感だけでなく、栄養価も違ってきます。発芽玄米は玄米に比べて、高血圧の改善効果があるギャバが豊富に含まれています。また、発芽玄米は玄米に比べて、便秘解消にいいと言われる食物繊維や身体の成長に欠かせないカルシウムが豊富に含まれています。白米のように食べやすく、玄米よりも栄養価の高い発芽玄米、まさにいいところが詰まった食材ですね。